演劇実験室的ユニット おででこ 公演  
「読む小泉八雲」 ~異キョウの国におり立ちて~

本日前売開始です。
◇お問合せ・ご予約 ℡・fax 049-234-5403
メール
odedeko2010@gmail.com
6/21(火) 18:30  20:45
6/22(水) 15:00  19:00
(全4回公演・完全入れ替え)  
開場=21日は30分前、22日は1時間前 

◇会場:絵空箱
(有楽町線「江戸川橋」駅 徒歩2分/東西線「神楽坂」駅 徒歩9分)
住所:東京都新宿区山吹町361 誠志堂ビル1階
◇料金:¥3000(1ドリンク付き)日時指定


本公演は、絵空箱企画、「被災地に繋がる表現を紡ぐ―2011/4/1~2011/9/30」に参加しております。本企画参加条件①公演売上げの一部を日本赤十字社を通して被災地に義援金としてお送りする②使用する照明・音響機器は最低限のプランで節電を考慮する

「被災地に繋がる表現を紡ぐ」この企画について補足しますと、

会場「絵空箱」
http://esorabako.com/は、2011/3/10にOPENしたばかりの新しい空間です。

そうです。このOPEN日の翌日に東日本大震災は発生しました。
震災発生直後に日本を覆った空気を思い出してみて下さい。自粛自粛自粛・・・

この絵空箱には、小屋主吉野さんの、夢とコンセプトと、そして勿論、少なくない資金がつぎ込まれています。
opening企画も予定通りに実施できなかった、震災直後の絵空箱と彼の苦悩はいかばかりか・・・推して知るべしです。

とにかくこの企画は、彼のその苦悩の中から生まれました。
「自粛するんじゃなくてさ、演劇人は演劇する事で被災地と繋がろうじゃないですか!」
という小屋主の意思の表明。
この企画と吉野さんの凄いところは、東京のど真ん中、新宿区にある小屋なのに、小屋代が無料!
普通ありえませんが、吉野さん曰く「飲食店でもあるから、飲食代を稼げれば、維持できる」との事。
演劇を取り巻く現状に対する彼の意見。例えば、小屋代が制作費を圧迫する日本の演劇システムとか、ただ単なる貸し小屋となっているの多くの劇場に対する思いは、実は私自身も共感するところ。
しかし、実際小屋を運営する側が、「無料」を打ち出した事に、そして、創造する側を信じてくれてるんだな~と・・・心強く、感動しましたね。

だから今回は1ドリンク付きチケットです。
そして私自身、かしこまって行儀よく見る芝居もいいですが、実はもっと身近に演劇を感じて欲しいと思っています。飲みながらラフな空間で見る演劇。

おまけに吉野さん、銀座のバーで長年バーテン経験を積んでこられた本格派です。彼のドリンク及びフード、もし気に入ったら、終演後も楽しんで行って欲しいなと思います。