Sugawa Mika のブログ

日々のこと、 生きたい世の中のこと、 演劇のこと

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演劇

「夏休み 蝉と一緒に 本を読む」  本番まであと・・・5日です。

紆余曲折ありまして・・・先日”役”が変わりました。

以前のブログで、「日下」と言う人物を演じると書きましたが、変わりました。見に来られる方は、びっくりしないで下さいね。

演出の、「もっと良い物にしたい」 との決断ですので、私はとにかく、彼女の決断が吉と出るように、作品と新たな役に向き合っています。

大変です。

でも、もっともっと行けると思うな。時間との勝負かな~???

本番まで後5日。楽しくて苦しい5日間。いやいや、本番が全部で5日間だから10日間は楽しんで苦しめます・・・

芝居やってると、時々自分がMだな~と思います(笑)・・・

チケットの予約は
mikamikasu@yahoo.co.jp

もしくは下記へ
sakusen2@docomo.ne.jp
電話 08022516311

一押しは初日です。(タイムスケジュールはサイドバーを見てください→)

どうぞ見に来てください。

一年前の、作戦会議第一回公演「楽屋」で、楽しく、切なく、痛々しく、愛しい?”女優の幽霊コンビA・B”をやらせていただいた、今本洋子さんの舞台を拝見した。

彼女は劇団朋友所属。今回の公演は、劇団朋友の本公演。
主演に藤真利子さんを迎えて、脚本も演出家も文学座の方で、美術は朝倉摂さんで・・・、タイトル「真砂女」 六本木、俳優座劇場、二幕三時間。
そうですよ、これは筋金入りの新劇団公演です。

私がチケットをお願いした時には、キャンセル待ち状態!うらやますぃ~です∑(=゚ω゚=;)
何とか洋子さんに一枚確保して頂き。一番後ろの列、上手から二つ目の席から拝見。二幕三時間。長いですよね。最初、前説の方がその事実を告げた時は、一瞬気が遠くなりましたが・・・しかし!堪能しました、二幕三時間。

先ずは洋子さん、面白、美味しい役だった。彼女は自身の個性をよく知ってる。そして実感したのは、大舞台で育ってきた女優さんなんだと言う事。俳優座劇場の空間が埋まってる。そして、コメディやってても、何か育ちのよさを感じるのは、劇団のカラーなのかな?とか、色んな事思いながら見てました。魅力的でしたよ。

この作品、既に千秋楽を迎えてますので、ちょっと内容に触れますとね、洋子さんは、主役の”真砂女”(藤真利子さん)に寄り添いながら、17歳から80歳位までを演じるのですが、芝居の冒頭で彼女、「わだすは17だあ~」とか言う。勿論私は含み笑います。彼女が私と変わらない実年齢である事知ってますから・・・。でも、お客様は笑わない。舞台上では彼女は17???に見えてるから。
そして、物語の後半で、彼女はすっかり老け込んで、杖を突いて、突然舞台に登場した瞬間!お客様は「わあ~、ひゃ~、お~、う~ん、どわ~・・・」そんな感嘆符を交えながら笑ったのです
これって、「洋子さん演じる人物に、お客は付いてるじゃん!」て事。
やるな~洋子さん( ̄ー ̄)ニヤリッ  て感じです。

この作品、兎に角本がとても良かった。女として素直に、愛した男を愛しぬこうとする真砂女、しかし、その男に妻子がいたなら・・・その素直さは多くの人を傷つける。更に真砂女にも夫と子供が居る・・・
実際の”真砂女”の娘、文学座の”本山可久子さん”が、自分自身として、ストーリーテラーとして、出演していました。そのせいなのかな?母と娘の葛藤に説得力があって、切なくておかしくて、何だか涙が一杯出てきて・・・私自身の親との関係とか、とっても個人的な感情を揺さぶられた。

私今本当に忙しいのですが、何とか時間の都合つけて見に行って良かった。人の仕事を観る事は、私にとって勉強だし、励みだし・・・

さて、私の次回公演、作戦会議vol,2 「夏休み、蝉と一緒に本を読む」
稽古場は今、大変な事になってます。次回はその事について書こうかな~

「夏休み蝉と一緒に本を読む」
チケットも絶賛発売中です。詳細はサイドバーをご覧ください→
素敵な葉書型チラシも出来上がりました。欲しい方、お送りしますので、mikamikasu@yahoo.co.jp
までご一報下さい。チケット予約もこちらのメールで受け付けています。

12/1が初日なので・・・そうです、既に一ヶ月を切っています。
やべ~~!と改めて思う私。台詞が~!
と、次元が低い事言ってますが、今回私が演じる”日下”という人物は、実に良く喋るのですよ~ いやいや、これは泣き言ではありませんよ。

出演者のほぼ全員が、バイトしながら演劇を続けている。これは逆を隠せば、バイトと言う不安定な状態に甘んじても、演劇を続けていたい人達。
そしてその状態を、40歳過ぎても続けている人達を、何と呼ぶのか?・・・それはもう役者の卵では無いわけで、役者馬鹿?夢追い人?役者中毒?・・・単なる馬鹿?・・・う~ん勿論そんな人達の中に私も含まれる訳です。

ようするに、「演劇と言うオモシロイモノを見つけてしまった人達」と言うことでしょうか・・・。

で、稽古をする上で難しいのが、みんなのスケジュール調整。霞食って生きる事は出来ないから、バイトも大事。その他に作品抱えている人も居たりして・・・今回の出演者は6人で、決して多くは無い人数ですが・・・制作サイドは頭が痛いよね~。でも、そこで文句言っててもしょうがない。やれるシーンからやる。少しずつ積み上げて行く。

演出の伊藤留奈ちゃんは、内心「やべ~!」と思ってるかもしれないけど、「大丈夫、大丈夫」って笑ってます。出来上がった作品に対して、責任を負うのはやっぱり演出なんだと思う。だからこそ稽古場で、演出は強力な権力を持つ。そして作品を、ある方向に引っ張って行く。私達役者は演出によって、役割を与えられ、体言して行く。

伊藤留奈ちゃんの演出を受けるのは、3回目。私の演劇の師匠、伊藤正次氏の長女。元々彼女は女優ですが、ここ数年、積極的に演出に取り組んでいる。
彼女の演出は一言で言うと・・・しつこい
何しろ短いシーンを返すんだ~何度も何度も。初顔合わせの時は、苛苛したけど、その手法にも大分慣れてきた。

基本的に、粘って、しつこく、作品を作って行く姿勢は大好きだ。


9月に出演した「るつぼ」が、池袋演劇祭で、「豊島区長賞」を受賞しました。大賞、優秀賞に続く三番目の賞です。

受賞作品一覧は下記池袋演劇祭のHPへ↓
http://www.toshima-mirai.jp/event/event02.html
「るつぼ」 詳細は スケアクロウズ ブログへ↓
http://scarecrows.sitemix.jp/blog/

この演劇祭の全ての賞は、一般公募された、審査員の採点で決まるとの事。一般公募された皆さんの、一お客様としての感覚が、採点に繋がる・・・

尚更この受賞、素敵じゃないの~?

「るつぼ」 今更ですが、足を運んでいただいた皆様、本当に有難うございました。

あの作品は、沢山の人の心に、確かに届いたのだと、本当に、素直に、嬉しく思います。

昨日は夜から 作戦会議vol.2  「夏休み蝉と一緒に本を読む」
の顔合わせがあった。

出演者6人、演出1人、制作1人。こじんまりとした小さなカンパニー。
二回読んで・・・、そしたら夜の10時に成ってしまって、あんまり時間も無かったけど、ちょこっと飲んで、こじんまりと親睦を深める。

作戦会議への出演は2回目です。
一回目は去年12月、清水邦夫作 「楽屋」 これは大好評だった。
とにかく作品が良い。名作。女優なら誰しもがやってみたい作品。
だけど、私達が作った楽屋は・・・実に良い仕上がりだったと思うな。
私は戦前の幽霊と思しき「女優A」。演じていて楽しかった~。女4人だけの登場人物。演出も女。女だらけのディープな空間で、世志男さんが美術協力で参加していた。

さて、今回の作品はどうなるかな?
るつぼでも共演した世志男さんは、今回は役者として参加。中川君は研究所時代からの付き合い。美香ちゃんも楽屋で共演済み。若手二人、ちーちゃん と 高松司祐君が初めまして。

今回はオリジナル作品です。昨日皆で声に出して読んでみたら・・・
これ割と難しいぞ~と思った。

さあ今回もまた、「難しいぞ~」=「楽しいな~」に成ってくれるかな?

ところで、先日佐藤君の芝居を見に行った時、自分が出演する芝居の仮チラシを発見。あ~全部で5日間なのか・・特設ブログも開設されてるのか・・・と、出演者の私も知らなかった新情報 ^^:

来週顔合わせ、そして稽古が始まります。作家が書いている特設ブログは
http://blog.goo.ne.jp/kagumi0721

以下特設ブログからの引用です。


作戦会議Vol.2

『夏休み 蝉と一緒に 本を読む』  

2010年12月1日~12月5日

代々木上原 Ito・M・Studio

作:カグミ・シュレスタ  演出:伊藤留奈

出演:世志男 須川弥香 ちーちゃん 高松司祐 中川香果 熊谷美香

12月 1日(水)                   19時30分
    2日(木)  14時      19時30分
    3日(金)  14時      19時30分
    4日(土)  14時      19時30分
    5日(日)  14時

チケット 日時指定・全席自由  3000円

この作品は、前回の「るつぼ」 とは全く違った風合いの作品です。私の役も全~~く違ったキャラクタ。
こちらの進捗状況なども書きますね。楽しみにしてください。

今日は久しぶりの休日。

昼は中野の芸能小劇場で、知人の女優、塚本千代さんの朗読を拝見。
全部で6本の小品を、6人の朗読者が読むと言うプログラム。
一年に一回の公演で今回は記念の10回目と言うことなので、それぞれの朗読者は、自身の受け持つ作品を読み込み、研究しつくして挑んでいるのだろうと思うのだが、胸を打つ作品と、何か物足りなく思える作品があるのは何だろう?

自分の感じたことを言葉にしてみることは大事な事だ。自身も演者であり、演出もする者としては、”好きか嫌いか”だけで片付けたくはない。自分がその時感じたこと、見て拾ったと思ったことを、具体的に、より具体的に言葉にしてみる・・・ ”自分の思いを伝える言葉を鍛える事”
は、特に演出をする場合に役に立つ。

マイナスに受け取られかねないことは・・・ここには書きたくない。知人の舞台を見た後、率直に感じたことは、今までも直接本人には言って来た。お互い信頼している役者同士なら、ちょっと耳の痛いことでも、人間関係は壊れない。
信頼に確信が持てないときは、自分の中の引き出しに仕舞う。

千代さん、まず声が良い。しっとりと響きがあって、心地よい音程と、飽きさせない切り替えし。聞きやすい早さを丁寧にキープ出来る確かな技術。彼女が読んだ作品は、小川洋子さんの「風薫るウィーンの旅六日間」
私は初めて知る作品だったけど、思わず笑えたり、ホロッと来たり、登場人物が生き生きとしている。千代さんが、ずっと読みたかったと言っていたことに納得。だからなのだろう、彼女が作品を、大切に読み込んでいる事が伝わってきて、多分その事が一番素敵な事で、成功していた要因じゃないかと思う。良い時間と空間だった。

この作品では清水さんが舞台監督をしていた。清水さんは、元はシアターXの座付きだった凄腕のスタッフさん。何が凄腕って、舞台監督も、照明も、音響も、小道具制作もやる。そしてそのクオリティが高い。立ち話だったけど、次回私が演出する作品でお願いするかもしれないと話す。このタイミングの再会・・・いいね~

夜は、佐藤君と瑞穂ちゃんが出ている芝居に足を運ぶ。王子小劇場。この作家の作品を見るのは3回目。
佐藤君は、伊藤正次演劇研究所の同期。もう15年位の付き合いになる。
瑞穂ちゃんは、以前「父帰る」で私の娘役(お種)をやった。唇も、ほっぺたも、目もまんまるな、風貌はエキゾチックだけど、四国の山奥出身の、古風な日本の心も理解できる若い女優。この舞台の感想は終演後二人に直接言った。

みんな懸命に作品を作る。当然だけど。
でも、上手く行っている作品と、残念な作品がある。上手く行っていたのに、今日は何だかな?と言う日もある。その違いは何かしらん?と繰り返し自分に問うて来た。

劇場と言う空間と、その空間に見合った作品と、その空間と作品に見合った演技のボリュームと、音響と照明と、それを見つめる観客と・・・舞台空間は本当に繊細だ。ちょっとした事で変形したり壊れたり。
だから大事な事はいつも”ちょっとした事”なんだな。

「自分の出ないシーンだからって、関係なくないよ」「楽屋での振る舞いは舞台に出るよ」「自分の出番が終っても、舞台で演じている人が居る事を忘れちゃ駄目だよ」
私が演劇一年生だった時、回りにはその事の大切さを教えて、叱ってくれる素敵な大人が沢山居た。さて私は?そんな素敵な大人に成れてるかしら?・・私はかなりはっきりと物を言う。自他共に認めるところ。でも・・・十分じゃない。

上手な演技や、技巧的で上手い脚本や、おしゃれな演出には勿論感心する。けど、観客の胸を打つのは、もうちょっと上等な何か?丁寧に重なった、ちょっとした事なんじゃないのかな?

私の演劇の師匠、伊藤正次氏は、「赤ん坊を抱くように」と言う言葉をよく使った。舞台空間の繊細さをよく知っている人の言葉。「幕の処理は赤ん坊を抱くように優しく」「転換の最中のセットの移動は・・・」「小道具の処理は・・・」
「心遣い」という言葉もよく使った。

いや~前回9月の舞台でさ、私は最終幕を前にメイク換え、衣装換えをしていると、既に出番の終った、若い女優達の内何人かが、差し入れの肉まんを頬張りながら、キャピキャピと自分達の出番の反省会をやり始めた。
う~~ん、これは参った。肉まんの美味なる強烈な匂いは、私を現実に引きずり戻す・・・コメディー作品だったら、もしかしたら何も言わなかったかも知れない。けど、私これから3ヶ月牢屋の中に居る状況に入って、夫が自ら絞首刑になる道を選ぶのを見届けるんだよね。さすがに我慢してる私が変だと思った。だから「あんた達は優しく無いね」と一言。さて、その言葉が言われた方にどう浸透したかは・・・神のみぞ知る。

自分のグループを持たない私は、色んな団体に客演で参加する。そう、お呼びがかかって初めて、演技する場を持てるのだ。それぞれのグループが大切にしているものと、私自身が大切にしているものが、完全に一致する事は無いし、それで良い。自分には無い物に出会って+そこで自分らしさを加味して=何が出来るのか?
だから私は自分の意見をはっきり言う。自分の考え方、感じ方を言葉にする。

ここでやっぱり信頼関係。信頼されている空間では、自分が言った言葉が素直に染み込んで、稽古場が、舞台が良い相乗効果を生み出すのが分る。でもそうではない時が大問題。そんな時は・・・もう大嵐だね。自分が出演している以上、何も言わず、あれ??と思った事を、自分の引き出しに仕舞うなんて事は出来ない私。だってそれはさ、自分が動員したお客様や、作品に対する責任放棄でしょ?

きちんと伝えられる本当の大人になるって難しい。

今日は歯医者に行った後、磯見美麦之(普段は麦or 麦ちゃんと呼んでます)に新宿で会う。彼女とは”るつぼ”の打ち上げ以来の再会。彼女は非常に個性的な、面白い可能性を持った女優だと私は思う。

麦ちゃんとは元々、両国にある劇場「シアターX」の企画で出会った。恐らくもう5年以上前かな?

今年の3月に下北沢で、”読む小泉八雲”と題して小さな企画を二人でやった。
基本私は女優だけど、時々演出をする。そしてこの時、私は演出。
出演は彼女一人。

この企画、実験的でとっても面白かったな~私は。
とっても小さなスペースだったので、10名で満席になるという(笑)インタリスティンぐ~な空間。見に来てくれた人もなんだか面白がってくれてたな~。

さて、今日麦が私を呼び出したのは次回企画の件。
時期は恐らく来年2月・・・未だ全て仮定段階なのではっきりとは言えませんが、舞台はある有名なお寺の宿坊になるとか???

お寺の宿坊で演劇!

私それを聞いただけで、俄然やる気に成ってます。

実はさ・・・”るつぼ”もそうですけど、小劇場出演は、私自身の経済を見事に圧迫してくれるんですよね。既に次回12月初旬出演の企画を受けていて、これまた小劇場なので・・・その後に2月か~とちょっと気が遠くなったりしますが、自分が面白そうだと思ったものを素通りできない!そんな自分の性質を恨んだりしつつも・・・

やっぱり「難しいな~は楽しいな~」なんだな、私にとっては!

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