皆さんにとって2010年はどんな年でしたか?

私は、今年は盛り沢山な一年でした。自身のプライベートな面では、突然降ってわいた様なトラブルなどがあり、20年以上になる私の演劇人生も終止符かと・・・一瞬目の前が暗くなったりしました

しかし、結果的に今年は、全部で4本の面白い作品に関わらせて頂きました。
「これやってみない?」と声をかけられて、「これ面白いかもしれないな~」と思ったら、やりたくなっちゃう私の性格・・・
実際有り難いですよ。役者じゃなかったとしても、人様から必要とされるって大事なことです。そんな時は無理してでも期待に応えたくなっちゃうね生物として素直に、生きていくエネルギーが湧き上がるじゃないヾ(=^▽^=)ノ

演劇活動も、必要とされるうちは続けよう、と開き直って、友人からもらった、人生の真理だと、素直に思える言葉に、励まされ、プライベートのトラブルだって、いつかは終わりが来るさ、と楽天的に気持ちを切り替えたら、なんとか今年も乗り切れたように思います。有難いです。

そして大事なことは、自身の”生命力”と”意思の力”を信じてあげること。ですね^^

さて、ちょっと来年の宣伝を。
次の企画は、2/12に一日だけ、長野県善光寺の宿坊(堂照坊)で、「読む小泉八雲」を上演します。私は演出、構成と、少し出演もします。
長野オリンピック開催を記念して、毎年2月に、善光寺をライトアップするお祭りが開かれています。その灯明祭りの、イベントの一つとして参加します。

小泉八雲=ラフカディオ・ハーン 2010年は彼の生誕160年、来日120年に当たる節目の年でした。
彼は、明治維新、開国して間もない頃来日し、日本の文化、伝統、伝承小説に、大いに興味を抱きました。彼の書いた「KWAIDAN」=「怪談」は余りにも有名です。
西洋に追いつけ追い越せと、ただがむしゃらに、近代化を推し進め、当時の日本が捨て去ろうしていた、日本の、古き美しき”心”の数々。ラフカディオ・ハーンはその状況を嘆き、更には日本人そのものを深く観察し、鎖国制度の中で、独自に発展して来た日本の文化、慣習、知恵、しぐさなどを丁寧に拾い上げ、英語で沢山の著書を残しています。
彼の書いた文章を読むとき、たった150年余りの間に、私達日本人が失ってしまった物の、余りの大きさとその輝きに、胸を衝かれます。
文明の発展が、人間の幸福に比例するのか?と、誰もが疑問を抱き始めた現代だからこそ、多くのことを考えさせてくれる彼の言葉。
私の2011年は、ラフカディオ・ハーン=小泉八雲さんとの、お付き合いから始まります。


2011年、どんな年になるのでしょう。どうぞ良いお年をお迎え下さい。