6本の塔を持つブルーモスク(スルタンアフメットジャーミー)

ホテルはスルタンアフメット地区にあるので、歩ける距離に、ブルーモスク、アヤソフィア博物館、トプカプ宮殿、グランバザールなど、イスタンブール観光の見所が沢山あった。
まずは道幅一杯に走ってくる路面電車「トラム」の線路に沿って歩く。道の両側にはみやげ物屋、オープンレストラン、カーペット屋、ボトルショップが途切れなく続く。初めての国、初めての街、初めての人々、浮き立つ私の心。すっかり自分の顔がゆるんで半笑いになっているのが分る。店先には必ず店員が立って、あるいは座って通行人に目を向けている。「アニハセヨ!」と声をかけてくる。どうやら韓国人に見られたらしい。こちらの反応がないと、「where are you from?」と聞いてくる。「Japan」と答えると、「あ~ごめんなさい こんにちわ!元気?」と調子がいい。人も街も雑貨も雰囲気があってエキゾチック。本当は足を止めてじっくりと眺めたい、使い道も分らない雑貨の数々。でも、地球の歩き方にも書いてあるアドバイス。「初日の買い物は控えたほうがいい、物価や物の値段を知ってから買い物するべし」の言葉に従う。
何だろう・・・この街。人は多い、車も走る、路面電車には轢かれそうになる。でもなんか静かなんだな、そう、機械的な音が極めて少ないのだ。日本のショッピングセンターや家電量販店なんかで、客引きの為に流されるテーマソング的なものが一切ない。その代わり、人が人の言葉で、人の目を見て話しかけてくる。そして町中に響くイスラムの祈りを呼びかける声は、朝は4時から夜は22時まで一日に何度か流れる。
若いトルコ人が話しかけてきた。最初は英語で「you lost?」道に迷ったのか?と聞いてくる。日本人の彼女を連れている。おじさんのじゅうたん屋を一緒に手伝ってるとの事。実は彼日本語ぺらぺら。彼女は彼女じゃなくて、そのお店で働いてるとの事。今日日本から着いたばかりだというと、ウェルカムチャイを御馳走したいと言われ、彼らのお店に連れて行かれた。このチャイ、いわゆる
トルコ式紅茶は、その後もトルコ人から何度も頂いた。ふらっと入ったお土産屋さんで、散歩の途中日陰で涼んでいる時や長距離バスの中で、普通の市民が異国から来た私達にチャイやジュースや果物などを振舞ってくれた。後でトルコ人の友人に聞いたら、それは当たり前ですよ、だって。私達はそうしてきましたよ、だって。極東の島国根性では計り知れない、懐の深さを感じるトルコ人のホスピタリティー。
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