公演終了後、ずっとブログ放置でした。
ブログに何かを改めて書くというのは構えた姿勢になりますので、億劫にも成りますが、時間が経つのはあっという間で
人を取り巻く環境も刻一刻と変化します。
書こうと思っていたことが色あせてしまい、
自分が何を一番大切にしているのか、
もやもやして明瞭でないことも多く
思考しているうちに
新たなテーマが出てきたりします。
おででこは今年5年目。
たかが5年されど5年。
おぎゃ~と生まれた子供が5歳になった事を思うと、
おしゃべりは上手になるし、自分の好き嫌いもはっきりし始める。
人間として5年くらいこの世で生きていると、本人のアイデンティティーが働き始めて、自らの歴史らしきものが積み重なりはじめるのかも知れません。
ところで犬の精神年齢は5歳児とほぼ同じらしい。
犬は大人になってもいつまでも5歳だなんて。
だから、あんなにも全身で喜びを表すのかしら?愛情の表現にも手抜きが無いのかしら?
いつまでも遊びたい盛りの5歳のままで、寂しさも愛もビシビシ感じ過ぎる鋭敏な5歳のままで、肉体だけ年老いていく犬・・・
この5年でおででこを介した繋がりも千変万化。
濃くなったり、薄くなったり、切れたり、復活したり、5年とはそういう時間の流れなのでしょう。
私自身の事を言えば、
一俳優という肩書きから、主宰、制作、演出という肩書きの比重が年々大きくなった5年。
確実に出会いの層が変わって面白い。
反面、オヤオヤなこともある。
それは私が女だから出会うんですが、男社会で生きていく訓練を、上司は男だと想定した、縦社会従属の訓練を、子供の頃から正しく積んできた、ある種の男たちにとっては、どう接していいのか分からないというね。きっと本人も気付かないほど反射的に、拒否る空気が出ることが有ります。
こう言うタイプ、今の20代男子には少ないかも知れませんが、30代以上の男子には居ます。40代はもう一杯居ますよ。まあね過渡期なのかしらね?
男女共同参画と言ったって、根底は古い男尊女卑の亡霊が支配する国。
日本男子をそんな亡霊から開放させてあげたいな~。
そうです。開放されるべきは女ではなく男です。
まあ女も解放されるべきですけどね。
馬鹿な振りしてないとモテナイなんて幻想とかからね。
男も女も賢い方が良いに決まってるんです。
いざと言うとき役に立つのは賢い人だから。
賢くないと役に立たないから。
賢い人と話してる方が絶対楽しいし。
7月、イラン・レイシェルのワークショップを受けてきた。
初めてのアレキサンダー・テクニーク体験はvery goodでした。
イランの指導がまた素晴らしかった~
彼が身体の使い方のなかで、「let go=手放す」 ってことを言ってたんだけど、この手放すって言葉の深さに痺れてます。アナと雪の女王はlet it go!でしたっけ?
私たちが「しがみついてる物」って実は一杯ある。
粘着質でない人のほうが圧倒的に少ないんです。
肉体の使い方、思考の仕方、全て私たちは習慣の虜です。
しがみついてる物を手放して、適切にエネルギーを使ってやれば、
私たちはもっと能力を発揮する。
手放す=解放する でもあります。
アレキサンダー・テクニークは、ようやく日本でも馴染み深くなってきてますが、スタニスラフスキー・システムとかメソッドとかの方がまだ馴染み深いカタカナですよね。
私は受けながら「なるほど~なるほど~」って一杯思っちゃったね。
ヨーロッパの演出家の根底には、この知恵が有るんだと。
なるほど~、あの演出家の言ってたのはこう言う根本原理からだったのかと。ばらばらのパーツがパチパチはまって行く様な感動。
いやはや、しかし何故今まで受けなかったのだろう?
もう少し早く出会っても良かったけど・・・
いや私にとってはベストなタイミングでの出会いです。
物事には全てベストのタイミングがある。
今後の人生にとって、今の私の心と身体にとって、アレキサンダー・テクニークがもたらしてくれる効能は計り知れないと思う。
let go=手放す=解放する
早速入門編の本を手に入れ、地味に自分の肉体で実験開始しています。
しかし、出会ってまだ一ヶ月ですが、あれほど慢性化していた腰痛が、当たり前だった右肩の痛みと右足の坐骨神経が、背骨と骨盤の関係と、立ち方と歩き方が、めきめきめきと変化しはじめてる。らしいこの感触。
今まで、自分を使用する上での最大の過ちは、too much やりすぎだったって事だ。もっと抜いて良いし、自分の身体の造りを信じて良い。人間の身体はよく出来ている。実に無理なく二足歩行に進化してきている。自然?神?宇宙?が作り出してくれた背骨の湾曲。
自分人体実験が楽しみです。自分を適切に使用する実験。
★来週、京都の山企画が本格的に始まります。
私は今週末から山に入って、皆を迎える準備です。
山の企画の進捗を、おででこ京都芦見谷のblog でアップして行きます。
今はまだ最初の記事を下書き中です。山に行く前にはアップします。しばしお待ち下さい。
★9月10月はおででこワークショップを週一回(毎週日曜日)開催します。
ただ今参加者募集中です。詳細はおででこHPへ
★そして11月、急な展開ですが、公演を行うことになりました。
この詳細は近日ご報告します。
全ての準備を、こつこつと。
一人でもんもんと思考してるときは孤独です。
団体の主宰とか、演出家は、みなさんやっぱり孤独に向かい合ってるんだろうと思います。責任を全て負ってる感じは、首元をぎゅ~とされてる圧迫感が有ったりしてさ、それはそれはストレスフルなんだけど、でももの凄く自由だったりと相反する感じがね、又苦しかったりね。
はっきりしてるのは、誰かが何かをしてくれるわけじゃない。そんな甘い期待はlet go!
実際に事が動き始めると楽になるから今は辛抱辛抱と言い聞かせてます。
人が集まってきたらいろんなことが回転し始める。
回転速度がついた物を、前に転がすのはそんなにしんどくない。
何がしんどいって、最初の一回転目を起こすのが重労働。
そこまで行けるかどうか?
それはもう誰のせいでも無い訳です。
あ~あ、早くお山のむせ返る緑にまみれて、「母を訪ねて三千里」のテーマソングか、「フランダースの犬」を、関節を思い切り手放して熱唱したいよ~!
アナと雪の女王じゃあないんですね
ブログに何かを改めて書くというのは構えた姿勢になりますので、億劫にも成りますが、時間が経つのはあっという間で
人を取り巻く環境も刻一刻と変化します。
書こうと思っていたことが色あせてしまい、
自分が何を一番大切にしているのか、
もやもやして明瞭でないことも多く
思考しているうちに
新たなテーマが出てきたりします。
おででこは今年5年目。
たかが5年されど5年。
おぎゃ~と生まれた子供が5歳になった事を思うと、
おしゃべりは上手になるし、自分の好き嫌いもはっきりし始める。
人間として5年くらいこの世で生きていると、本人のアイデンティティーが働き始めて、自らの歴史らしきものが積み重なりはじめるのかも知れません。
ところで犬の精神年齢は5歳児とほぼ同じらしい。
犬は大人になってもいつまでも5歳だなんて。
だから、あんなにも全身で喜びを表すのかしら?愛情の表現にも手抜きが無いのかしら?
いつまでも遊びたい盛りの5歳のままで、寂しさも愛もビシビシ感じ過ぎる鋭敏な5歳のままで、肉体だけ年老いていく犬・・・
この5年でおででこを介した繋がりも千変万化。
濃くなったり、薄くなったり、切れたり、復活したり、5年とはそういう時間の流れなのでしょう。
私自身の事を言えば、
一俳優という肩書きから、主宰、制作、演出という肩書きの比重が年々大きくなった5年。
確実に出会いの層が変わって面白い。
反面、オヤオヤなこともある。
それは私が女だから出会うんですが、男社会で生きていく訓練を、上司は男だと想定した、縦社会従属の訓練を、子供の頃から正しく積んできた、ある種の男たちにとっては、どう接していいのか分からないというね。きっと本人も気付かないほど反射的に、拒否る空気が出ることが有ります。
こう言うタイプ、今の20代男子には少ないかも知れませんが、30代以上の男子には居ます。40代はもう一杯居ますよ。まあね過渡期なのかしらね?
男女共同参画と言ったって、根底は古い男尊女卑の亡霊が支配する国。
日本男子をそんな亡霊から開放させてあげたいな~。
そうです。開放されるべきは女ではなく男です。
まあ女も解放されるべきですけどね。
馬鹿な振りしてないとモテナイなんて幻想とかからね。
男も女も賢い方が良いに決まってるんです。
いざと言うとき役に立つのは賢い人だから。
賢くないと役に立たないから。
賢い人と話してる方が絶対楽しいし。
7月、イラン・レイシェルのワークショップを受けてきた。
初めてのアレキサンダー・テクニーク体験はvery goodでした。
イランの指導がまた素晴らしかった~
彼が身体の使い方のなかで、「let go=手放す」 ってことを言ってたんだけど、この手放すって言葉の深さに痺れてます。アナと雪の女王はlet it go!でしたっけ?
私たちが「しがみついてる物」って実は一杯ある。
粘着質でない人のほうが圧倒的に少ないんです。
肉体の使い方、思考の仕方、全て私たちは習慣の虜です。
しがみついてる物を手放して、適切にエネルギーを使ってやれば、
私たちはもっと能力を発揮する。
手放す=解放する でもあります。
アレキサンダー・テクニークは、ようやく日本でも馴染み深くなってきてますが、スタニスラフスキー・システムとかメソッドとかの方がまだ馴染み深いカタカナですよね。
私は受けながら「なるほど~なるほど~」って一杯思っちゃったね。
ヨーロッパの演出家の根底には、この知恵が有るんだと。
なるほど~、あの演出家の言ってたのはこう言う根本原理からだったのかと。ばらばらのパーツがパチパチはまって行く様な感動。
いやはや、しかし何故今まで受けなかったのだろう?
もう少し早く出会っても良かったけど・・・
いや私にとってはベストなタイミングでの出会いです。
物事には全てベストのタイミングがある。
今後の人生にとって、今の私の心と身体にとって、アレキサンダー・テクニークがもたらしてくれる効能は計り知れないと思う。
let go=手放す=解放する
早速入門編の本を手に入れ、地味に自分の肉体で実験開始しています。
しかし、出会ってまだ一ヶ月ですが、あれほど慢性化していた腰痛が、当たり前だった右肩の痛みと右足の坐骨神経が、背骨と骨盤の関係と、立ち方と歩き方が、めきめきめきと変化しはじめてる。らしいこの感触。
今まで、自分を使用する上での最大の過ちは、too much やりすぎだったって事だ。もっと抜いて良いし、自分の身体の造りを信じて良い。人間の身体はよく出来ている。実に無理なく二足歩行に進化してきている。自然?神?宇宙?が作り出してくれた背骨の湾曲。
自分人体実験が楽しみです。自分を適切に使用する実験。
★来週、京都の山企画が本格的に始まります。
私は今週末から山に入って、皆を迎える準備です。
山の企画の進捗を、おででこ京都芦見谷のblog でアップして行きます。
今はまだ最初の記事を下書き中です。山に行く前にはアップします。しばしお待ち下さい。
★9月10月はおででこワークショップを週一回(毎週日曜日)開催します。
ただ今参加者募集中です。詳細はおででこHPへ
★そして11月、急な展開ですが、公演を行うことになりました。
この詳細は近日ご報告します。
全ての準備を、こつこつと。
一人でもんもんと思考してるときは孤独です。
団体の主宰とか、演出家は、みなさんやっぱり孤独に向かい合ってるんだろうと思います。責任を全て負ってる感じは、首元をぎゅ~とされてる圧迫感が有ったりしてさ、それはそれはストレスフルなんだけど、でももの凄く自由だったりと相反する感じがね、又苦しかったりね。
はっきりしてるのは、誰かが何かをしてくれるわけじゃない。そんな甘い期待はlet go!
実際に事が動き始めると楽になるから今は辛抱辛抱と言い聞かせてます。
人が集まってきたらいろんなことが回転し始める。
回転速度がついた物を、前に転がすのはそんなにしんどくない。
何がしんどいって、最初の一回転目を起こすのが重労働。
そこまで行けるかどうか?
それはもう誰のせいでも無い訳です。
あ~あ、早くお山のむせ返る緑にまみれて、「母を訪ねて三千里」のテーマソングか、「フランダースの犬」を、関節を思い切り手放して熱唱したいよ~!

アナと雪の女王じゃあないんですね

コメント