燐光群アトリエの会「楽屋フェスティバル」閉幕から1週間。
おででこの出番終了からは10日。

どっぷりと、骨の髄まで沁み込んだ疲労からの回復がなかなか思うようにいかず、ようやく昨日あたりから、脳の芯の痺れというか、情報過多からの思考のくもりと、心身にビトっとまとわりついていた、重たい強迫観念から解放されつつあります。

芝居ってこんなにも疲れるのね~と年々その思いが強まります。

さて、次!に行く前に、今回の振り返りを。
         
さっさと流れ去りますからね時は・・・

楽屋、今回改めて取り組み、その深さを知りました。いや・・・清水邦夫と言う作家の懐が深いのですわよ。
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自分たちの本番前に、おででこチーム何人かで、他団体の「楽屋」を観劇しました。
合計三団体を見ましたが、これが同じ戯曲かと?!演出によって、捉え方によって大きく印象が変わるんですね。その個々の捉え方をまた許すんですねこの戯曲は。違いを受け止めて、それなりに成立させています。つまり戯曲の行間が豊かだからでしょうね。

ちなみにおででこ演出では、と言うか私は、「楽屋」をよく言われる女同士の戦いとか、女優の業の物語とは捉えていませんでした。もっと言うなら幽霊の物語とも捉えてませんでした。それが成功していたんでしょうか?
おででこの楽屋を面白がって下さった方が何人もいて、嬉しかったですね。

10日のフェスティバルの打ち上げで、他団体さんとも少し交流できました。
私は残酷さではなく、横の繋がりに飢えてるんですね・・・
これを機会にまた今後も繋がって行きたいわ。
そういう意味では、無理目のスケジュールをでしたが、フェスに参加して良かったです。


そして、次ですね。岸田理生アバンギャルドフェスティバル。

「火學お七」

台本に向き合っていますが、悩ましいですね~難しいですね~
これもすげ~~疲弊しそうです!
なんと来週からもうプレ稽古が・・・

ちょっとぶっ飛ばし過ぎな上半期です。
死なないように頑張ります。