先日下高井戸に行ってきた。
若さと体力と馬鹿さもあった30代の頃、8年住んでた下高井戸には思い出が一杯あって、美容室「リズム」さんがある。
お店のブログ→http://rhythm329.blog.fc2.com/
こちらオーナー夏川さんがたった一人でやってる完全予約の気持ちの良い清潔なお店。
気がつくと長いご縁になってた。くせ毛で鉢の張ってる特殊な私の頭を把握して、いつもうまい具合にカットしてくれて、伸びても形が崩れにくいという優れ技!
ヘアメイクにさほどお金をかけ無い私にはもって来いで、結局他の美容院では満足できなくて、川越に住んでた10年の間もちょくちょく通わせてもらってた。
「え~京都行っちゃうんですか!やっと東京に戻って来たと思ったのにお客さんが一人減る・・・」と、割り切ったコメント(笑)
私も残念ですよ。京都で気の合う美容師さんに巡り合えるかしら?流石に京都からはそうちょいちょい通えないから、しばらくはもつようにかなり短めにカットしてもらう。
芝居も何本も見に来てくれた。本番前にカットに行く時は、稽古中の愚痴も含めて話してたから、そんな私の裏話を突き合わせながらの本番の舞台は尚更面白かったんじゃないかしら?こちらも感想を聞くのが面白かった。客商売で沢山の人を見てるからコメントがなかなか鋭い。
長い年月の間に人は変わる。元々はお洒落でカッコいい青山あたりのカリスマ美容師に憧れて美容業界に入ったそう。でもここ最近はアウトドアに目覚めて山にハマりだしてて、望むものが180度方向転換してるとか。私もだな。京都芦見谷のワイルド空間の話をすると、最初はみんな「へ~須川さんが?!」て顔をする。猟師免許取ろうと思ってさと話すと「え?え~?!」と目がでっかくなってびっくり笑いになる。
彼は本当にカットが上手いから、良い美容師さんを探してる方にはお勧めです!
昨日は、こちらも私の芝居を長く見てくれたKさんと、新宿で送別飲み第二弾。Kさん終演後はすぐに帰ってしまうので、あちらは私を見てるけど、私がKさんに会うのは久しぶり。8歳のお嬢さんとキャンプに行く話をしてくれる。
「アウトドアなんか何が面白いんだと思ってたんですけど、ちょっと危ないことを経験させるって大事です」「現代日本のシステムなんて砂上の楼閣というか危ういところに立ってるんですから、当たり前だと思ったらだめです」「火のつけ方を教えなくちゃと思ってね~薪だって先ずは火が付きやすい物から付けてダンダンと太い薪に移さないとね。チャッカマンで付けたらすぐつくと思ってるんだな~」「AIで仕事を奪われる時代だからこそ正解を出すだけの勉強は駄目ですね」「何も無いところから創り出す発想と逞しさが無い人間は無用になります」「TVは見せないんです。ぼ~とTVを見続けると思考停止しますからね。でも僕は凄くTV子だった。TVが無いと辛いかと思ったけど平気ですね」「本を読ませてます。好きな本を選ばせます。漫画でも本人がそれが良いなら買うんです。こちらから押し付けるのは違うと思ってね」「みんなこれが無いとダメだと思わせられすぎてるんですよ」「加齢臭だって昔は誰も気にしなかった。あんなの消臭製品を買わせるための恐怖心の植えつけですからね」
私も脅し文句で従わせようとする全てのものが嫌いだ。
「脇汗をかくと信用されませんよ!すね毛処理しないと仕事が出来ないと思われますよ!原発が止まったら原始時代になりますよ!日本は終わりますよ!中国に乗っ取られますよ!北朝鮮からミサイルが飛んできますよ!沖縄を踏みつけないとアメリカに捨てられますよ!走り続けないと落ちこぼれますよ!サラダをとり分けてあげないと女子力が有りませんよ!」
くそ~全く下らない情報が多すぎるよ~!って本当に腹が立つ。
19時から飲み始めて気がつくとアッと言う間に23時。Kさんとのご縁が続いてたのはだからだと改めて思う。Kさんは私が短期派遣で勤めた某コールセンターの社員さん。凄く怖いSVさんや、神経質でヒステリックな社員さんが居てさっさと私は辞めてしまった。でもKさんによると神経質だった社員さんは、実はあの頃辛い結婚生活の最中で、そのあと離婚を決意したらすっかり穏やかな良い人に成ったとさ。
殆どの人は根っからの悪人じゃないんだね。
それからもう一つ、昨日の会話の中で印象的だった言葉。
「掠め取ろうとしてるせこい奴ばっかりなんだ。資本主義のシステム自体が上前を撥ねる。掠め取ろうというシステムだからみんな掠め取り合っててせこいね~」
インテリは一見きれいに見せかけたり巧妙に言葉で偽装するのが上手いけど、搾取された奴は搾取する相手を物色してる。ってのは私がこのところひしひしと思うこと。
それはつまり虐められた人間が虐めっ子になる事にも似通ってて心底ぐったりする。
現生ご利益主義者の何がやだって、理想が低いことと志が低いことと、貰うことばっかりで尽くさないってこと。
今夜は池袋界隈で送別飲み第三弾!10年前のルティ・カネル演出舞台で共演したヴィオラ奏者生ちゃんと。彼女とは何とも不思議にウマが合って、何年も会ってなくても気になる人。最近はどうしてるのか会うのが楽しみ。
第一弾の送別飲みはじつは早くも先週終了してる。20代からの付き合いになる志保ちゃんと両国でちゃんこをご馳走になりました。ご主人と初対面の息子君もご一緒に。息子君、意志の強そうなあごのラインが志保ちゃんにそっくりで笑ってしまう。
志保ちゃんとは演劇繋がり&バイト繋がりでした。もう20年越しの付き合い。彼女は今がんばって自分の事業を展開してる。演劇にも大変密接な呼吸に関わる事。彼女のブログは→https://ameblo.jp/yasu-bon610/entry-12283681435.html
私に送別プライベートレッスンをしてくれるとの事。楽しみだわ~!
会いたいと思ってくれる人と会って語って飲む。
地球の裏側に行くわけじゃ無し、京都と東京なんて同じ日本の中だし。
でも、東京を離れる前に会いたいと思ってくれる人と東京各所で再会再訪問。
まるで東京に区切りをつける東京巡礼のような。
東京在住31年と6か月。
ただ今最後の一か月を通過中。
若さと体力と馬鹿さもあった30代の頃、8年住んでた下高井戸には思い出が一杯あって、美容室「リズム」さんがある。
お店のブログ→http://rhythm329.blog.fc2.com/
こちらオーナー夏川さんがたった一人でやってる完全予約の気持ちの良い清潔なお店。
気がつくと長いご縁になってた。くせ毛で鉢の張ってる特殊な私の頭を把握して、いつもうまい具合にカットしてくれて、伸びても形が崩れにくいという優れ技!
ヘアメイクにさほどお金をかけ無い私にはもって来いで、結局他の美容院では満足できなくて、川越に住んでた10年の間もちょくちょく通わせてもらってた。
「え~京都行っちゃうんですか!やっと東京に戻って来たと思ったのにお客さんが一人減る・・・」と、割り切ったコメント(笑)
私も残念ですよ。京都で気の合う美容師さんに巡り合えるかしら?流石に京都からはそうちょいちょい通えないから、しばらくはもつようにかなり短めにカットしてもらう。
芝居も何本も見に来てくれた。本番前にカットに行く時は、稽古中の愚痴も含めて話してたから、そんな私の裏話を突き合わせながらの本番の舞台は尚更面白かったんじゃないかしら?こちらも感想を聞くのが面白かった。客商売で沢山の人を見てるからコメントがなかなか鋭い。
長い年月の間に人は変わる。元々はお洒落でカッコいい青山あたりのカリスマ美容師に憧れて美容業界に入ったそう。でもここ最近はアウトドアに目覚めて山にハマりだしてて、望むものが180度方向転換してるとか。私もだな。京都芦見谷のワイルド空間の話をすると、最初はみんな「へ~須川さんが?!」て顔をする。猟師免許取ろうと思ってさと話すと「え?え~?!」と目がでっかくなってびっくり笑いになる。
彼は本当にカットが上手いから、良い美容師さんを探してる方にはお勧めです!
昨日は、こちらも私の芝居を長く見てくれたKさんと、新宿で送別飲み第二弾。Kさん終演後はすぐに帰ってしまうので、あちらは私を見てるけど、私がKさんに会うのは久しぶり。8歳のお嬢さんとキャンプに行く話をしてくれる。
「アウトドアなんか何が面白いんだと思ってたんですけど、ちょっと危ないことを経験させるって大事です」「現代日本のシステムなんて砂上の楼閣というか危ういところに立ってるんですから、当たり前だと思ったらだめです」「火のつけ方を教えなくちゃと思ってね~薪だって先ずは火が付きやすい物から付けてダンダンと太い薪に移さないとね。チャッカマンで付けたらすぐつくと思ってるんだな~」「AIで仕事を奪われる時代だからこそ正解を出すだけの勉強は駄目ですね」「何も無いところから創り出す発想と逞しさが無い人間は無用になります」「TVは見せないんです。ぼ~とTVを見続けると思考停止しますからね。でも僕は凄くTV子だった。TVが無いと辛いかと思ったけど平気ですね」「本を読ませてます。好きな本を選ばせます。漫画でも本人がそれが良いなら買うんです。こちらから押し付けるのは違うと思ってね」「みんなこれが無いとダメだと思わせられすぎてるんですよ」「加齢臭だって昔は誰も気にしなかった。あんなの消臭製品を買わせるための恐怖心の植えつけですからね」
私も脅し文句で従わせようとする全てのものが嫌いだ。
「脇汗をかくと信用されませんよ!すね毛処理しないと仕事が出来ないと思われますよ!原発が止まったら原始時代になりますよ!日本は終わりますよ!中国に乗っ取られますよ!北朝鮮からミサイルが飛んできますよ!沖縄を踏みつけないとアメリカに捨てられますよ!走り続けないと落ちこぼれますよ!サラダをとり分けてあげないと女子力が有りませんよ!」
くそ~全く下らない情報が多すぎるよ~!って本当に腹が立つ。
19時から飲み始めて気がつくとアッと言う間に23時。Kさんとのご縁が続いてたのはだからだと改めて思う。Kさんは私が短期派遣で勤めた某コールセンターの社員さん。凄く怖いSVさんや、神経質でヒステリックな社員さんが居てさっさと私は辞めてしまった。でもKさんによると神経質だった社員さんは、実はあの頃辛い結婚生活の最中で、そのあと離婚を決意したらすっかり穏やかな良い人に成ったとさ。
殆どの人は根っからの悪人じゃないんだね。
それからもう一つ、昨日の会話の中で印象的だった言葉。
「掠め取ろうとしてるせこい奴ばっかりなんだ。資本主義のシステム自体が上前を撥ねる。掠め取ろうというシステムだからみんな掠め取り合っててせこいね~」
インテリは一見きれいに見せかけたり巧妙に言葉で偽装するのが上手いけど、搾取された奴は搾取する相手を物色してる。ってのは私がこのところひしひしと思うこと。
それはつまり虐められた人間が虐めっ子になる事にも似通ってて心底ぐったりする。
現生ご利益主義者の何がやだって、理想が低いことと志が低いことと、貰うことばっかりで尽くさないってこと。
今夜は池袋界隈で送別飲み第三弾!10年前のルティ・カネル演出舞台で共演したヴィオラ奏者生ちゃんと。彼女とは何とも不思議にウマが合って、何年も会ってなくても気になる人。最近はどうしてるのか会うのが楽しみ。
第一弾の送別飲みはじつは早くも先週終了してる。20代からの付き合いになる志保ちゃんと両国でちゃんこをご馳走になりました。ご主人と初対面の息子君もご一緒に。息子君、意志の強そうなあごのラインが志保ちゃんにそっくりで笑ってしまう。
志保ちゃんとは演劇繋がり&バイト繋がりでした。もう20年越しの付き合い。彼女は今がんばって自分の事業を展開してる。演劇にも大変密接な呼吸に関わる事。彼女のブログは→https://ameblo.jp/yasu-bon610/entry-12283681435.html
私に送別プライベートレッスンをしてくれるとの事。楽しみだわ~!
会いたいと思ってくれる人と会って語って飲む。
地球の裏側に行くわけじゃ無し、京都と東京なんて同じ日本の中だし。
でも、東京を離れる前に会いたいと思ってくれる人と東京各所で再会再訪問。
まるで東京に区切りをつける東京巡礼のような。
東京在住31年と6か月。
ただ今最後の一か月を通過中。
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